conductor を加えて開発フローを自動化する
この章で扱うのは、「新しい agent を 1 つ足した」という話ではありません。
人間が毎回 role を選び直さなくても進められる入口をどう作るか、そしてその入口をどこまで安全に広げるか、という話です。
もともと agent-builder-kit には block、chunk、ticket を回す土台がありました。
ただ実運用では、次のような細かな判断が残ります。
- 次にどの role を呼ぶか
- 人間の差し込み要求をどこで拾うか
- reviewer をどこまで same-turn で通すか
- 公開用の mdBook 本文へどこまで引き上げるか
そこで current repo では、薄い制御層として conductor を足しつつ、
- 段階実行(bounded multi-step)
LEVEL=MID|HIGH step=<num>- reviewer pass-through
- package backport
までを段階的に固めました。この章は、その流れを「まずどう使うか」が見える形で読み直すための入口です。
この章の読み方
まずは なぜ conductor が必要だったのか で、「なぜ conductor を足したのか」「current repo と package と tutorial repo をどう役割分担したのか」を掴むのが早道です。
そのうえで、次の順に読むと自然につながります。
- read-only な conductor から始める
- bounded multi-step と run level を加える
- conductor の使い方と検証結果
- conductor 拡張の到達点
前半ほど「なぜ必要だったか」、後半ほど「どう使い、何が確認できたか」に寄ります。
この章全体で持ち帰ってほしいこと
この章全体で見てほしいのは、細かな実装一覧ではなく次の流れです。
- なぜ
agent-builder-kitに追加の自動化が必要だったのか conductorを read-only advisor から段階実行の入口へどう広げたのか- それを日常運用でどう使い、どこに安全境界を置いたのか
親章であるこのページは、各中チャプターをつなぐハブです。
どこから読めばよいか迷ったら、このページへ戻ると全体の流れを追い直せます。