agent-builder-kit の導入
まずは agent-builder-kit を用意します。
新規プロジェクトを開始
Codex アプリで新規プロジェクトを立ち上げ、空のルートディレクトリを用意します。
Obsidian をまだ導入していない場合は、この段階で先に入れておきます。
公式サイトから Obsidian をインストールし、起動後に Open folder as vault を選んで、この project のルートディレクトリを Vault として開いてください。
Obsidian で project を開くと .obsidian/ が生成され、.canvas を使った開発フローの可視化も扱えるようになります。
agent-builder-kit を使った初期化では、次の 3 つがルート下に並ぶ状態から始めます。
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├── .obsidian/
├── agent-builder-kit/
└── docs-builder.toml
.obsidian/: ノートアプリの Obsidian でこのプロジェクトを Vault として開くと生成されるファイルです。agent-builder-kitには.canvasと同期する Skill が同梱されており、開発フローを視覚化するコア機能でもあるため、Obsidian との連携を強くおすすめします。agent-builder-kit/:AGENTS.mdや構造化したdocs/を初期テンプレートとして展開するパッケージです。docs-builder.toml: builder が読み込む設定ファイルです。生成する docs 構成、planning layout、profile、add-on pack はこのファイルで決まります。agent-builder-kit/DOCS_BUILDER_TOMLを参考に、プロジェクトに合わせて編集してからルート下へ配置してください。
Obsidian の準備としては、ここで Vault として開ければ十分です。
.canvas の見方や、planning docs とどう同期されるかは後続の chapter で扱います。
パッケージの展開
Codex セッションを開始し、エージェントに agent-builder-kit を展開してもらいましょう。
例:
agent-builder-kit/PACKAGE_CONTENTS.mdと
agent-builder-kit/README.mdを読んでガイドに従ってください
展開が済むと、元のパッケージである agent-builder-kit を削除するか残すか尋ねられると思うので、不要であれば削除してください。
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├── .agents/
├── .obsidian/
├── agent-builder-kit/
├── docs/
├── tools/
├── AGENTS.md
├── docs-builder.toml
└── README.md
準備はほぼ整いました!
ただしCodex アプリでは現在、セッションを開始した後に生成された Skill が即座に反映されないため、Codex アプリを再起動してください。
$ コマンドで次の Skill が候補に上がれば、準備は完了です。
Obsidian Canvas Sync
Plan Manager
Reviewer
Task Planner
Task Worker
これらのSkillを実際にどう使うかは後述のチャプターでお見せします。
展開した後のagent-builder-kitは削除しても、後で使いまわすためのテンプレートとして残しておいてもどちらでも構いません。
注意点
・すでにプロジェクトが進行中の場合
AGENTS.md および docs/ が存在するプロジェクトにおいては、docs-builder.toml を以下にすることで統合モードで展開できます。
[project]
mode = "migration"
ただし、すでに十分な .md が存在しドキュメントが膨大な場合は、完全な移行ができない恐れがあります。その場合は閉じたフォルダ下に展開したうえで現行 docs/ をバックアップし、移行タスクを細分化した上で進めてください。実験的な mode であるため、動作は保証できません。
・Claude環境下
未定義であるため保証できませんが、実体は Markdown と Python script 中心であるため、強依存はなく CLAUDE.md や tools/codex-skills/ に対する手動による最適化を行えば機能する見込みです。
・WSL環境でのObsidian
Windows 側の Obsidian から WSL 上のプロジェクトフォルダへは直接アクセスすることはできません。Linux 版 Obsidian をインストールし、WSLg で動作させてください。